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ゴルフのマリガンとは?打ち直しのルールや使い方、注意点について

ゴルフのマリガンとは?打ち直しのルールや使い方、注意点について

ゴルフを楽しむ中で「マリガン」という言葉を聞いたことはありませんか。

初心者の方や、ゴルフバーで初めて耳にした方などは、周りの方が話しているのを聞いて何のことを言っているのか疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

この記事ではそんなマリガンについて、意味や由来、正しい使い方、さらには注意点まで徹底的に解説します。

マリガンを正しく理解して、もっとゴルフを楽しみましょう!

マリガンの意味と由来

ゴルフ仲間との会話で出てくる「マリガン」という言葉、多くの初心者が疑問に思うこの用語には意外な歴史とルールが隠されています。

プレー中の救済措置として知られるマリガンの正体と、その起源について解説します。

マリガンとは何か

マリガンとは、失敗したショットをノーカウントにしてもう一度打ち直すことです。

特にティーショットで大きなミスをした時に、打ち直しを認める救済措置のことを指します。

これはあくまで非公式ルールであり、プライベートなラウンドでのローカルルールです。

公式なゴルフ規則には存在せず、ハンディキャップのような制度化されたものでもありません。

マリガンの由来

マリガンという名称の由来にはいくつかの説があります。

有名なものは1920年代にカナダのデビッド・マリガンが最初のティーショットを失敗し、同伴者に打ち直しを認めてもらったことから始まったという説です。

また、ジョン・マリガンが忙しい仕事の合間を縫ってコースに駆けつけ、ウォーミングアップが不十分なまま打ったショットを救済するために打ち直しが許されたという説もあります。

いくつか説がある中でどれが正しいのかは定かではありませんが、マリガンがみんなでゴルフを楽しむために、ゴルフ仲間への優しさから生まれたルールであることは間違いないでしょう。

マリガンの注意点

マリガンが何の事かが分かると、特に初心者の方などは早速マリガンを使ってみたくなったかもしれません。

ただし注意していただきたいのは、公式ゴルフ規則においてマリガンというルールは存在しないということです。

つまり、公式競技などでは、マリガンを使うことはルール違反となります。

もし公式競技でマリガンを使った場合、最悪の場合は失格になる可能性もあります。

勝手にマリガンを使うとスコアを過少申告することにもつながるため、ゴルファーとしての誠実さも問われる問題となるでしょう。

その場におけるゴルフに関するルールの違いを明確に理解し、状況に応じて適切なプレーをすることがゴルフを楽しむ上での基本マナーと言えます。

プライベートゴルフにおけるマリガンとその使い方

プライベートゴルフにおけるマリガンとその使い方

マリガンは非公式なルールですので、その内容は様々です。

その中でも一般的など思われる使われ方と、使用時の注意事項について解説します。

よくあるマリガンの使われ方

最もよくあるのは、朝一番のティーショットです。

1番ホールは、その日最初のショットということで、多くのゴルファーにとって緊張する瞬間です。

そのため、ファーストティーマリガンとして、打ち直しを認めることが多いのです。

また、パー3のティーショットでマリガンが使われることもあります。

グリーンを狙うための正確なショットが求められるパー3では、ミスが直接スコアに響くため、救済措置として認められることがあるのです。

さらに、OBや池ポチャなど、大きなミスをした直後のティーショットでも、気持ちを切り替えるために認められる場合があります。

このようにマリガンは、ティーショット限定で認められることが多いです。

マリガンは何回まで使えるのか

マリガンの使用回数も様々です。

一般的な目安としては、1ラウンド(18ホール)に1回まで、ハーフ(9ホール)に1回まで、1番ホールのみ1回だけといったパターンがあります。

初心者の場合は少し多めにして、前半9ホールで2〜3回までとすることもあるでしょう。

ただし、回数無制限のマリガンはほぼありません。

そもそもゴルフはどれだけ少ない打数でホールアウトするかを競うゲームですから、打ち直しの機会が無制限にあれば、本来のゲーム性が失われてしまいます。

回数制限に関するルールは、きちんと事前に合意しておくことが重要でしょう。

マリガンを使う前に確認が必要

マリガンは公式なルールではありませんので、マリガンを使用する際の最も重要なポイントは、事前にその内容について同伴者全員の合意を得ることです。

そもそもその日のプレーで採用するかどうかを含め、その内容まであらかじめプレー前に同伴者との間で明確に合意しておく必要があります。

確認のタイミングとしては、ラウンド開始前、つまりクラブハウスやスタート前のティーイングエリアでの会話の中で触れるのがベストです。

このような事前の確認を怠り、勝手にマリガンを使用すると、同伴者との間でトラブルになる可能性があります。

特に初対面の方とのラウンドではマリガンについての考え方が異なる場合もあるため、必ず明確にその内容を言葉にして合意を得ておきましょう。

マリガンを使う時の手順

マリガンを使用する際には、全ての同伴者に伝わるように明確に宣言することがマナーです。

こうすることで、お互いにスコアカウントに混乱が生じません。

また打ち直す前のボールは、できるだけ速やかに拾い上げましょう。

特にOBでない場合、コース上にボールを複数残してしまうと、どのボールでプレーを続けるのか混乱する原因になります。

打ち直しは、元のティーイングエリア内から行います。

ティーの位置を大きく変えたり、有利な場所に移動したりするのはマナー違反です。

基本的には同じ条件でやり直すというのが、マリガンの本来の趣旨に沿ったプレー方法です。

マリガンを使う際の注意点

マリガンを使う際の注意点

マリガンは仲間内のゴルフを楽しむ手段ですが、使い方を誤ると逆効果になることも。

同伴者との関係やプレーのテンポ、そして自身の上達にも影響する可能性があるマリガン使用時の心得を押さえておきましょう。

乱用は避けよう

マリガンは同伴者の好意で認められる救済措置です。

そのため、認められているからといって気軽にマリガンを要求してしまうと、プレーの雰囲気を悪くする原因となることがあります。

マリガンはあくまで特別な救済措置であり、権利ではないことを忘れないようにしましょう。

また自分のプレーレベルにもよりますが、マリガンに頼りすぎると技術向上の機会を逃すことにもなります。

失敗から学ぶこともありますし、その失敗から持ち直す方法を学ぶことも重要ですので、あまりマリガンに頼らないようにしましょう。

スロープレーの原因にならないように最大限配慮する

マリガンを使う際はボールの回収や再ショットを迅速に行い、プレーのペースを乱さないよう心がけましょう。

特に混雑したコースでは、後続組の待ち時間にも影響します。

マリガンを使うかどうか迷う時間も最小限にしましょう。

決断は素早く行い、テンポよくプレーを続けることを意識しましょう。

また、後続組が待っている状況では、マリガンの使用を控えることも一つの配慮です。

ゴルフはプレーヤー同士の思いやりで成り立つスポーツであることを忘れないようにしましょう。

同伴者がマリガンを使う時の対応

同伴者がマリガンを使いたいと申し出た場合、どう対応すべきでしょうか。

事前に採用すると合意しルールとして認めたのであるならば、快く受け入れる姿勢を示すことが大切です。

あまりに打ち直しが多いからといって、不満を言葉に出したり、表情に出したりするのは、マナー違反です。

そのような反応は、相手に過度なプレッシャーを与え、ゴルフの楽しさを損なう原因になります。

お互いが気持ちよくプレーするための思いやりがゴルフという競技の基本であることを忘れてはいけません。

特にマリガンはゴルファーの優しさから生まれたルールですので、初心者や久しぶりにゴルフをする方に対して温かい目で見守り、マリガンを通じて徐々にゴルフの楽しさを感じてもらえるよう配慮しましょう。

ゴルフバーのシミュレーションゴルフでもマリガンは使える?

ゴルフバーのシミュレーションゴルフでもマリガンは使える?

ゴルフバーのシミュレーションゴルフでは、マリガンをより気軽に、そして効果的に活用することができます。

実は、多くのシミュレーションゴルフ機器には、マリガン機能が標準で搭載されているのです。

参考:JoyGolf smart+(ジョイゴルフスマートプラス)

ゴルフバーでゴルフを楽しむメリットと活用シーン

ゴルフバーでのマリガン活用には、様々なメリットがあります。

まず、ミスを恐れずにドライバーショットの練習ができる点が大きいでしょう。

実際のコースではいろいろなスイングを試してみることはできませんが、シミュレーションならマリガンを使って何度でもチャレンジできます。

これにより、徐々に自信をつけていけば実際のコースでのプレーでもその成果を発揮できるようになっていくでしょう。

また、普段はチャレンジできない難しいコースに挑戦する際には、心の安定剤として役立つこともあります。

失敗してもマリガンを使えば良い、という安心感があれば、難易度の高いコースでも思い切ったプレーができるはずです。

さらに、経験者と初心者が一緒にプレーする際には、初心者へのハンディキャップとしてマリガンを活用するのも良いでしょう。

初心者の方だけマリガンは3回まで、といった風にルールを設けることで、初心者の方の練習を兼ねつつ全員で楽しめるゲームにすることができます。

マリガンを活用してゴルフを楽しもう

マリガンは、ゴルフを楽しむための有用な非公式ルールです。失敗によるストレスを軽減し、特に初心者がコース経験を積む良い機会となります。

しかし、マリガンの使用には同伴者との事前合意が不可欠です。

明確なルールを設け、マナーを守って利用しましょう。

事前の合意なしや当然の権利のように主張することは避けるべきです。

ゴルフの楽しさはスコアだけでなく、自然の中でのリフレッシュや仲間との交流にもあります。

マリガンを賢く活用して、多様な楽しみ方を見つけてください。

当ゴルフバーでは、各レベルに合わせたプレーをサポートしています。

マリガンについてもっと知りたい方は、お気軽にスタッフまでお声がけください。

東日本橋・馬喰町エリアにある大人の隠れ家
「GOLF & BAR Buddies」

ここは飲みもゴルフもカラオケも楽しめるバー

この記事を読んで少しでも興味を持たれた方は
是非一度お気軽にご来店ください!

この記事の監修者

GOLF & BAR Buddies 店長 浦田 隼弥

ホテルサービス専門学校を卒業後、都内御三家ホテルにてレストラン・ロビーサービスを経験。
その後、不動産営業を経て「GOLF & BAR Buddies」店長に就任。
「全ての人へのリスペクト」を大切に日々多くのお客様をお迎えしている。
国家検定「レストランサービス技能検定」 保有
ゴルフ歴 2年

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